まきしま

主にマンションのこと。日々の雑感など。

マンションを売って買った話(最終話:内覧~買い付け編)

 その4です。一応最後になります。売り出すと実際どうなるのか?を書いてみます。長くなってきたので頭を使わずに書いております。長文駄文申し訳ありません。。

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■内覧の連絡が来る

 SUUMOに自宅が掲載されてから初めての週末です。金曜日の夕方に営業さんからTELがありました。

営業「内覧希望の方がいらっしゃいます。ご都合の良い時間はありますか」

僕「土曜日の〇〇時なら大丈夫です」

営業「わかりました。調整いたします」

僕「よろしくお願いします」

 ふーん、1組ね。まぁ最初だしね?という雰囲気を醸し出しつつ電話を切りましたが、内心やったーーー!よかったああああ!!って感じです。

 少なくとも興味を持ってくれる人がいた、売り出し価格は大きく乖離していなかったって思っていいはず!と即、妻に喜びのLINEしました。妻もどこかしら安心している様子。実は、妻は内覧対応のために断捨離を決行してくれていたのです。たしか45Lゴミ袋で30袋以上出ました。。潜在的ごみ屋敷の我が家……

■内覧の当日

 僕は朝から気もそぞろでした。娘の彼氏を迎えるお父さんの気持ちです。娘いないけど。念のため前日から掃除もしっかりやってあります。内覧時にはクローゼットの中も見せるために全力で整理しました。仲介さんから照明をすべてONにしておいてくださいと言われたのでそこも全力ONです。すげえまぶしい。

 子供たちは中庭で遊んでてもらい僕と妻で対応することにしました。

 約束の時間にピンポーンとチャイムが鳴り、画面には営業さんと内覧者ご家族が。身ぎれいな感じかつ聡明な雰囲気のご夫婦です。正直、自分がマンション買うときもっと挙動不審でわーわーしてたよな。。と思いました。あまり熱心になりすぎないように説明します。(僕は気を抜くと早口になる病(不治)にかかっています)

 割とすんすん進んでいくので内心は、うーん、こんなもんか?まぁこれでいいか?これって良い反応?そうそう奥さんは水回りは気にするよね。これ申し込み入る?わからん!あ、姿見にはめっちゃ食いつくのか。そうなのか。ねこ出て来てめっちゃ媚びうってるな。いいぞ。後でちゅーるあげる。営業さんも補修箇所の説明をしっかりフォローしてくれてありがとう。みたいな感じでした。(説明力とは)

 なお、内覧希望はほぼ週末の土日になります。家族のお出かけをつぶすことになりますし、そのたびにやきもきするので、在宅での内覧対応って正直大変…って思いました。そんなに見に来てないうちでコレなので、湾岸の人気マンションとかどないすんねんと思います。空室にしてからの売却が、強く!強く!おすすめです。(マンマニさん風)

 あと内覧って基本的に1回で決めるんですって。(営業さん談)でも数千万円の買い物を1回見ただけで決めるのってすごくないですか?出会って3秒で結婚!みたいな感じですよね?(ちがう)個人的には、2,3回はしっかり見てもらって納得して買ってほしいなと思いました。後出しじゃんけんもしなくないし、されたくないのです。。もう多分売却することはないので別にいいのですけど。。

 確か最初の週は、複数組の内覧者がきてくださったと記憶しています。弊マンションは、ドファミリーマンションですので、基本的にご夫婦+お子様で来室されており、ねこもおおむね好評でした。しかし、最後まで、僕はこれは売れる!という手ごたえが分かりませんでした。みなさん良いリアクションを取ってくれましたし、それぞれのポイントで良いですね的なコメントも下さるのです。でも、申し込みまでは数組の内覧を必要としました。本当に売れてよかったです。。

■申し込みが入る

 ある土曜日の昼に営業さんからの着信がありました。日曜日の内覧希望かしら。また掃除しないといけないな・・・と思い少しだけテンション低めにとったのですが、「先日内覧されたご夫婦から申し込みがありました」との連絡でした。

 そうですか。とくそ薄いリアクションしか取れなかったのですが、話を聞きながらだんだんと嬉しさがこみ上げてきました。伝達速度が恐竜並み。電話だと埒が明かないと思われたのか、申し込み金額の事も含めて今から伺っても良いですか?とのことでしたので、即OKしました。しかし営業さんの少しシリアスな雰囲気が気になります。これたぶん指値ですね。

 その後到着した営業さんに自宅でお話を伺うと、あっけなく想定内の指値でした。いやいや、事前にこの価格までならOKですよって伝えましたやん。。謎のシリアス感なんなの。ピタリ賞発表する前の羽鳥アナくらい溜めてましたよ・・・。

 妻も同席していたので、その場でOKを伝えました。いやー、マジで売れそうだよ我が家。いいのだろうか?ねこも付けたほうがいいのか?残置物扱いか?

■申し込みを入れる

 しかし、浮かれるのもつかの間に、今度は我々の申し込み金額を決めないといけません。僕、こういうときの心理戦が死ぬほど弱いんです。。心理学科出てるのに。なので素直に聞きました。「いくらまでならいけそうですか?」これ。Twitterではこの価格はおすすめ!とかどや顔でマンクラしてるのに恥も外聞もない。中学生のころ店員さんにソフトオンデマンドのDVDを見せて「これって裏ですか?」って聞いた記憶がよみがえりました。今すぐしにたい。

 でも営業さんもきちんと答えてくれました。良かった。。味方になっていただいた。。購入も売却もお願いしてよかったのかもしれません。貴重な意見を参考にして、妻とも相談して申し込み価格を決めます。これもあんまり時間ないんですよね。迷ってるうちに、他の方から申し込みがあるかもしれないので、やむを得ないのですが。僕らの記入した買付証明書を持って営業さんは帰っていきました。

■申し込みの結果が来る

 その日のうちに申し込みが了承された旨の連絡が来ました!!良かった!!拒否されていたら営業さんを逆恨みするところでした。。でも自分ものすごく勝手だなと思ったのが、内心もう少しいけたんじゃね?って思っちゃうことでした。本当に業が深い。お恥ずかしい限りです。もっと徳を積まねばならないということを痛感しました。

 

 

■一応これで一区切りです

 何はともあれ、我が家が売れて住み替え先も買うことができそう!というところまできました。ここまで1か月くらいだった気がします。体感的にはだいぶ長かったですね。。住み変えはもういいかなと思うくらいの疲労度はありました。

 最後の方はかなり速い展開となってしまいましたが、これにて一応マンションを売って買った話は終了となります。本当はこの後にローンの本審査があったりするのですが、特に事件なかったので省略します。

 

お読みいただきありがとうございました。