まきしま

主にマンションのこと。日々の雑感など。

マンションを売って買った話(その3ちょっと戻ります編)

 気づいたら3か月以上も経ってました💦

 事前審査の話に行く前に、家庭でどういう意思決定がされたか?をきちんと書かなあかんなと思い、少し戻ります。(おかぴさんの素晴らしいブログを見たため)

 

knm393.hatenablog.com

 

knm393.hatenablog.com

 

■家族で初めて部屋の内覧に行く

<ふりかえり>

 これまで妻に何度もプレゼンしたけれど見事に撃沈していました。35年過ごす覚悟で家を買った妻と住み替えたい僕。両者の間には割と深めの峡谷がありました。

  そんな中で見つけたマンション内の広めの部屋

 我が家は男の子2人なので、将来的に手狭になると僕は確信していました。(男4兄弟だったので男の物量としてのデカさや煩さには詳しいのです)84㎡なら大人の男3人がいても余裕のある広さが確保できます。

 それに10階であれば、荒川リスクを避けられます。2019年台風の眠れない夜をもう繰り返さなくても済むのは大きなメリットです。

 そして同じマンション内なら子供たちの転校問題もクリアできます。子供たちは今の小学校や戸田公園という街がとても気に入っていて、転校は絶対NG!と言われていました。(そんな中で湾岸を家族にプレゼンするKYな父でごめん😢)同じマンション内なら転校なし、妻の人間関係もリスタートなしで行けます。

 これはいけるかもしれない。そんな部屋が目の前に売りに出されました!自分の年齢を考えても、これが住み替えのラストチャンスかもしれない。でも10階だし、現居リフォームでも可…?と迷っていたら、無印良品リノベーションセンターのお兄さんに背中を押され、妻へのプレゼンを決意します。

 ローンシミュレーションやメリデメの整理後、覚悟を決めて妻へのプレゼンスタートです。なお死ぬほど緊張しました😅

僕:マンション内のこの部屋なんだけど…

妻:ふーん、広いね。内覧行ってくれば?(私は行かないという意味)

僕:ここは本当に良い部屋だと思うんだ。条件的にも価格的にもこれを逃したら中々でないと思う。本気で検討する価値がある部屋だと思ってる。だから…今回は家族で内覧したいんだ。

妻:えっ。私も行く必要ある?

僕:うん。今回はお願いしたい。。気に入らなかったらそれでも全然OK。子供たちには僕からお願いするよ。どうかな?

妻:うーーーん、、、知ってる人だと気まずいし…できれば私以外でと思うけど。

僕:そうだよね。。でも、今回だけは、無理を承知でお願いしたいです。

妻:わかった、、いいよ。

 本気度が伝わったのか、妻からのOKが出ました!!(超うれしかった😂)子供たちからも何とか同行OKをもらい、家族で内覧に行くことになりました。

 ちょっと意外だったのは、僕が用意していた新居のメリットを具体的に説明しなくても内覧OKを出してもらえたところです。やっぱり気持ちが大切なんですね。

■内覧日まで

 自分が思っているメリット・デメリットを妻に説明しました。妻曰く「荒川リスクを避けられるのはとても良いと思う。でも隣人リスクが気になるのと10Fだとアクセスが悪くなりそう」

 EVを使わなくても生活できていた我が家。荒川リスクとの天秤になりますが、ゴミ出しや忘れ物のときにアクセスの良さを実感していました。うーん確かに。。

妻:ママ友にあの部屋の周囲の事聞いてみるね!9Fに住んでる友達にアクセスも聞いてみる!

 名君賢将の動きて人に勝ち、成功、衆に出づる所以のものは、先知なり(孫子

 情報収集こそ成功の鍵と知っているとは……。前世は孫氏か?

 翌日には、隣人トラブルなし、朝はEVが混むがそこまで気にならないという情報をゲットしていました。(早)それに加え、その部屋気になってる!内覧でどんなだったか教えて~!と言われたり、他マンションでうちに4LDK出るのを待ってる人いるよ~という情報も併せてゲットしており、本人ちょっと前向きになっていました。ありがとうママ友ネットワーク!

 僕のプレゼンの1000倍くらい訴求力がある。。

■内覧当日

 仲介の営業さんとエントランスで待ち合わせ。(マイソクもらうと、テンションアップしません?)10Fに上がるとこんなに高いの…と少し不安になる外廊下の高さです。

 目的の部屋の中に入るとリビング広い!大人4人でも大丈夫そうです。各部屋の使い方にも余裕が感じられます。ベランダからの夜景がとてもきれいで、スカイツリーも見えました。世の人が高層タワマンに惹かれる意味がちょっと分かりました。飽きないですね夜景。

 子供たちも広いね~!と喜んでいるし、妻も売主さんに質問してくれたりと何だか前向きな反応!良かった。。僕は水回りの故障の有無などを聞いて内覧は無事終了。

 営業さん曰く「内覧の日程が限られているのと、マンション内では高めの価格帯なのでまだ申し込みは入っていないですよ」とのこと。

 売る前の準備編で書いたように、売買価格のシミュレーションはしていました。また囲い込み対策として、売り出しも仲介さんにお願いして味方になってもらう作戦をとることも決めていました。

営業さん:お住み替えとのことで、今のお住まいは〇〇円で売り出せば、売れる可能性は高いと思います。

僕:(想定していた価格と同じくらいか。)わかりました。〇〇円で我が家が売れたらあの部屋に申し込みます。先に売れてしまったら諦めます。

営業さん:わかりました。では準備します。お部屋の申し込み状況を含めて、引き続きご報告いたします。

僕:よろしくお願いします。

 数日後に室内写真を撮影し、SUUMOに自分の部屋が掲載されました!ちょっと恥ずかしいようなワクワクするような不思議な気持ちでした。早く申し込み入ってほしい!

 その後、内覧に来てくださったのは、4組のご家族でした。

つづく