まきしま

主にマンションのこと。日々の雑感など。

マンションを売って買った話(その1 住み替えのスタートまで編)

1.住み変えはめんどくさい

Twitterでは、マンションは資産性!残価割れしない物件選び!という思想が主流派ですが、資産性を具現化するのは、売却しないとダメなんです。皆さん気軽に売りたいって言うし売れるって信じてるけど、売却は想像の2万倍くらいめんどくさいです。家族を巻き込んで全員のメンタルを毎日3000くらいずつ削っていきます。
気軽に住み変えてるTwitterの人は変態です。もしくは家族が全員列聖されてるレベルの聖人。間違いない。僕はもうしばらくはしたくない。
売れるまでの重圧がすごい?売れてからが本番なんです。売却の手続きをしながら、購入の手続きをしながら、引っ越しの日程を決めながら、新居のリフォーム等の準備をしながら、転居の手続きをしながら、日々の仕事と家族の生活を回さないといけないんです。マルチタスクにも程がある。年度末にやることじゃない。
でも、やる価値はあります。

2.住み替え先の変遷

数年前から住み替えをひそかに企んでいましたが、どこに住み変えるか?はブレブレでした。良い物件が見つかったらそこに住み変えたくなるのです。

a.湾岸のタワマン

東雲や有明を検討しました。

メリット:

  1. 都内アクセスの向上
  2. 海の傍に住める
  3. ららぽーと等へのアクセス向上
  4. 資産価値の向上
  5. 都内で進学先の選択肢を広げられる
  6. 有明西学園

デメリット:

  1. 人間関係の再構築が必須になる
  2. 車を手放す必要がある
  3. 転校が必須になる
  4. そもそも予算的に厳しい
  5. 両実家へのアクセス悪化

b.三鷹

プラウドシティ吉祥寺を見ようとしたら完売してしまったので、ブリリアシティ三鷹を見に行きました。 定期借地権で駅からバス必須という弱点多めのマンションでしたが、スーパー隣接、価格や仕様はお勧めできるものでした。武蔵野台地の強固さにも憧れます。三鷹(実際は練馬)で暮らすというのも魅力的でした。

具体的な価格も出してもらい、妻に相談しましたが、転校と人間関係の再構築がネックとなり諦めました。確かに今の環境を捨ててまで住み変える説明ができませんでした。

c.さいたま新都心武蔵浦和

シントシティ、シティタワーさいたま新都心を見に行きました。

ひと押しにかけるというか、現実性を持って検討できませんでした。 よさそうなマンションであることは間違いないが、リスクを負ってまでなぜそこに住み変えるのか?がぼやけていたからです。

3.住み替えを家族に賛成してもらうには

ここらへんでやっと住み変える目的は何だろう?ということを自問し始めます。(遅)それまでは住み替え先の魅力ばかりを追っていましたが、今の住まいでは実現できないこと、家族の幸せになることを実現しないと意味がないということに気づきます。(遅)いろいろ考えたのですが、最後まで残ったのは以下の3つでした。

  1. 家が広くなること
  2. 荒川リスクを軽減できること
  3. 転校や人間関係の再構築のリスクがないこと

4.住み替えが走り出すタイミング

そうしているときに、SUUMOである部屋が掲載されているのを見つけます。お昼時でしたが、びっくりするあまり昼ご飯を抜いた記憶があります。

 広さもOK、間取りもOK、棟もOK、しかしこのときは階数の面ですぐに動けませんでした。アクセスの面で現状よりも悪くなることや費用的にもリフォームでも良いのでは?と少し思っていたからです。


そのころ有明ガーデンが営業開始となりました。巨大な無印良品がありリフォームの相談ができると知り早速行きました。

 担当についてくれたお兄さんに、正直に住み替えとリフォームで迷っていると相談しました。

 

思い返せば、これが住み変えがスタートした瞬間でした。

 

つづく

 

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